ペンタブコンテスト

  1. TOP
  2. スペシャル記事
  3. ペンタブコンテスト
  4. ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・インタビュー【mano mouth】

ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・インタビュー【mano mouth】

ペンタブコンテスト

ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・歴代グランプリ受賞者インタビュー

15回目のコンテストでグランプリを受賞したのは「mano mouth」さん!
美しいだけでなくどこか仄暗さのある人物像や世界観が魅力です。
グランプリ作品は童話『桃太郎』をベースにした作品ですが、自信に満ちた表情や
じわりと浮き上がる光の演出が鮮烈で、印象に残っています。
mano mouthさんへ、受賞作品の構想や作品づくりのこだわり、好きなモチーフについてお聞きしました。
※季刊エス77号の記事を元したWEBインタビューです。

 

mano mouth インタビュー

 

第15回グランプリ受賞作品
大きな金魚が浮かぶ薄暗い部屋で雀卓を囲む面々。強面の鬼たちと余裕の表情を見せる女の子とのギャップにワクワクする1枚です。
童話『桃太郎』を元にしつつ、現代的なファッションを取り入れたり麻雀の対戦をしているなど、新鮮な驚きに満ちています。


──第15回「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」へお送りいただいた作品の構想を伺えますか?
mano 自由なテーマで、どんな人が見てくれるのかが分からなかったので、多くの人が知っているようなコンセプトの絵にしようと思い、皆1度は見たことがあるであろう『桃太郎』を題材に選びました。また、麻雀をしている絵はいつか描きたいなと思っていて、今回選んだ桃太郎と組み合わせるといい感じになるかもなと思って組み合わせました。

──お聞きできて嬉しいです! 「季刊エス」77号ではメイキングイラストも描き下ろしていただきました。「中性的なキャラクター」をテーマにした作品でしたが、どのような人物をイメージして描き進めましたか?
mano 普段から「かわいい」と「かっこいい」を両方感じられるようなイラストを描きたいと思って制作しております。髪型は中性っぽくなるし、イメージにもぴったりだと思い、ウルフカットにしました。ゴスパンクのようなファッションやアイテムが好きなので、周りのモチーフにも髑髏や十字架を選びました。

──画面にピンポイントで光を当てる演出や、モノトーンと組み合わせるポイントカラーがカッコいいです。
mano 映画が好きなので、そこから影響を受けているかもしれないです。色味は怪しく不気味だけれど魅惑的な感じ(アニメとかの敵キャラとかディ〇ニーのヴィランズとか)が好きなので、紫がかっている作品が多いです。モノトーンはシンプルでかっこいい印象を受けるので自分の作品もそのような色味にしているのかもしれません。

雑誌「季刊エス」77号に描き下ろしたメイキングイラスト。
誌面ではゴスパンクファッションに身を包んだ中性的なキャラクターの作画メイキングを紹介しました!


──背絵を描いたり創作活動をするなかで、勉強になったことや身について良かったと感じた課題や本、動画はありますか?
mano 特にこれ! といったものはないのですが、創作活動も結局は人と人なんだなと考えることが多くなってきました。最近とある写真家の方から「世の中の流行りとか情勢を知っていないと、いずれ作品のテーマや主題、個性みたいなものが弱くなってくるよ」と言われたことが印象に残っています。

──作品イメージや創作意欲を高めるために行う趣味や習慣についても教えてくださいませ。
mano 映画や音楽を普段からよく見たり聞いたりしています。音楽は絵を描いているときも描いていない時も四六時中部屋でかけていることが多く(主にHIPHOP中心です)、歌詞などから元気づけられることもしばしばあります。音楽MVの雰囲気からインスピレーションを受けることも多いです。

 

オリジナル作品「bombyx」
やわらかな光と透明感のある瞳が美しい作品。なめらかな肌に止まる蛾からも想像が膨らみます。


――イラストを作成するときに欠かさないこと、大切にしていることを教えていただけますか?
mano 自分の絵には個性とか、こだわりとかがあまりないな~と思っているのですが(今後どうにかしないとなと思っております…)、最近では絵の雰囲気が明るくなりすぎないようにしています。理由も、強いて言うなら暗いイメージの作品の方が好きだからという曖昧な感じです。

――これから描いてみたいモチーフや、やってみたいお仕事、活動についてお聞きしたいです。
mano 音楽関係や本の装丁、アパレルなどジャンルを問わず様々なことに挑戦出来たらなと思っております! イラスト以外では、動画や音楽も共に制作していければなと思います。

──mano mouthさんが描く人物や世界観をこれからも楽しみにしています。ありがとうございました!


mano mouth(まの・まうす)/佐賀県在住。イラストレーター。艶感のあるダークテイストでスタイリッシュなイラストが魅力。リアルクローズを身に纏う人物描写も美しく、実在感のある表情や仕草に引き込まれる。主な仕事に、luz(ルス)さんのMVやジャケットイラスト、mono palette.のグッズイラストなどがある。WEGO 放課後アート部に参加中。「SS(スモールエス)」67号で巻頭描き下ろしイラストを担当。第15回ペンタブレットdeアート投稿コンテストでグランプリを受賞した。


Twitter:@mano__aaa
Instagrammano_mouth
suzuri:https://suzuri.jp/mano__aaa

作業環境
・PC:Windows 10
・ペイントソフト:SAI2・CLIP STUDIO PAINT
・ペンタブレット:Wacom Cintiq Pro 32 ・Intuos Pro Medium

©mano mouth

オリジナル作品「蜜」
艶のある女の子たちの表情や関係性に惹かれる1枚。対のタトゥーも印象的です。


・グランプリ受賞者インタビュー

・第15回結果発表ページ

イラスト投稿

  • etc

    第16回 ペンタブレットdeアート投稿コンテスト

    概要

    第16回「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」受付が6月15日よりスタート! 締切は9月5日(月)送信分まで! 応募専用フォームから投稿しよう!

    募集内容

    ペンタブレットメーカー(株)ワコムの協賛で行われる年に1度のイラストコンテスト。昨年は1004点の力作が届きました。そのコンテストが、今年も開催決定!  6月15日から作品を受付ます。16回目も応募条件は 「作品の工程の中でワコム製ペンタブレットを使用していること」「A4サイズで送ること」のみ。応募作品は「ひとり2点」まで、「オリジナル作品」であればジャンルや技法は問わず、日本在住の方に限り参加可能です。他コンテストに未応募であれば、個人のHPやSNS等で発表済みの作品でもOK。一次審査を通過した約500作品「作品展WEB会場」で閲覧&一般投票も開催予定。また、コンテストの入選作品は雑誌「季刊エス」に掲載 されますし、優秀賞受賞者には、各賞品の他にメイキングの依頼や公開講座へご登場いただくなど、季刊エス・スモールエス編集部とワコムで作家活動をバックアップしていきます。

    締切

    2022/9/5 23:59まで

    詳細を見る