対談・インタビュー

  1. TOP
  2. スペシャル記事
  3. 対談・インタビュー
  4. 季刊エス64号表紙イラストメイキング

季刊エス64号表紙イラストメイキング

S cover making top
対談・インタビュー
季刊エス64号の表紙は、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」特集にあわせ、キャラクターデザイン・総作画監督を務めた田中将賀による描き下ろしイラスト。特集の「肉体のゆらぎ」にあわせて描いていただいだスペシャルイラストです。WEBサイトの特別記事として、美麗なゼロツーが完成するまでのイラストメイキングを公開いたします。
©ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会
イラストテーマ
田中さんの描かれる女性の腰のラインがとても魅力的なので
腰のしなりが効いた絵を見れたら嬉しいと伝えました。
また、「季刊エス」特集の「肉体のゆらぎ」にあわせて、
肉体の変化やゆらぎの刺激、キメラ的な肉体の幻想化から、緊縛・ピアスなどの肉体の変形、
ダンスなどの動きによる肉体の変化、というイメージがあるということもお伝えしました。
あわせて、エスならではの妖しさを持たせたいので
肉体の特集だからこそ描けるすこしエロスを入れたいという希望と、

具体的なイメージとして、バーレスクを例にあげ、官能美のあるゼロツーが見られたら、とお話しました。


描き下ろし衣装設定
田中さんが表紙イラスト用に描いたゼロツーの衣裳設定。

本編には登場しないビジュアルのため、設定を作るところからスタートしています。
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のテーマカラーや「X」「Y」「比翼の鳥」「花」などの要素や
パイロットスーツのデザインを組み合わせた衣装となっています。
腰についた装飾は、上図の設定のように鳥の尾のようなデザインという案もありました。


ラフ
編集部の希望を取り入れながら描いてくださったラフ。
バーレスクのイメージのなかで、ポールを使ったダンスを考え、
ポールをストレリチアのツノで表現したカッコいいビジュアルです。
後ろに反らせた、しなりのある肉体のラインや腰のくびれ、すっと伸びた長い脚が画面で映えています。
腰の装飾はリボンタイプがゼロツーの長い髪と相まって、画面の流れがより美しく見えるということで、リボンで進めていただきました。


線画
流麗なラインで描かれたゼロツーの線画。細かな羽根のディテールや肋骨のスジなどが描かれています。
ストレリチアの直線的なラインとピンヒールの硬質な感じが
柔らかなゼロツーの肉感とあいまって絶妙です!


色分け
モチーフごとに色分けした状態。髪や羽根のカゲとなる部分は濃いめに色を置いているようです。
グッと内に入った腰の部分は衣裳の質感が異なるので、肌とは別の色が塗られています。
さらに、ツノを飾るカラフルな花も細かく塗り分けられています。


カゲつけ1
大まかにカゲをつけた状態。体のラインに沿ったカゲが大きく入り、ドラマチックになりました。
立体感もより強調されています。髪やリボンにはツヤも入りました。


カゲつけ2
さらにカゲがついた状態。下から上にむかって淡い光が入っていることで、肌色が柔らかくなりました。
光源にあわせて、ストレリチアに脚のカゲが落ち、太ももにも濃くカゲが入っています。
カゲにグラデーションがついたり、塗りの濃淡、光沢も細かく塗られました。
濃い青の羽根も、ひとつずつ凹凸が描かれています。


仕上げ
肌や髪の色、カゲの濃淡などを調整しています。
足首あたりを明るく、奥側にある右腕はさらに濃くなりました。
羽根の輪郭が柔らかくなっており、動きと奥行きがさらに出ています。


完成最後に体の輪郭線に沿って青い光を入れています。
リボンと髪の毛先が淡くなったことで、なびいている浮遊感が増しています。
『ダリフラ』カラーの赤と青を配し、セクシーなコスチュームをまとったゼロツーが完成しました!
季刊エス64号には大きなサイズのピンナップも収録しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

季刊エス64号発売中!

表紙&ピンナップ| 田中将賀「ダーリン・イン・ザ・フランキス」特集

特集『肉体のゆらぎ』
肉体の異化や変容など、刺激的な肉体表現を幅広く紹介し、魅力に迫る!
●アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」  錦織敦史・田中将賀インタビュー
●漫画「ダーリン・イン・ザ・フランキス」  矢吹健太朗インタビュー

→詳細はコチラから