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ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・インタビュー【hakus】

S contest interview4
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ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・歴代グランプリ受賞者インタビュー
hakusさんは4回目のコンテストでグランプリを受賞されました。
妖艶な女性の透けるような肌や鋭い刀、骨や花など美しさの中にある毒性に引き込まれる作品です。
hakusさんの作品の魅力と、漫画作品を描くようになってからの変化などを、お話いただきました!

hakus インタビュー


グランプリ受賞イラスト
──ペンタブコンテストへお送りいただいた作品について。お送りいただいた作品のお気に入りポイントを教えてください!
hakus 顔、頭の形のバランスが綺麗にできたかな、と思っています。
あとふとももの感じとか…。
昔描いた絵の中でも、お気に入りの絵になっています。


──コンテストに投稿された当時と現在の作品を振り返っていただき、変化されたことを伺いたいです。

hakus イラストを描く際に使用しているソフトは過去と現在で変わらず「SAI」を使っています。
ブラシ、テクスチャなどは「SAI」内では変わっておりません。
現在は仕上げに「Photoshop」で、カメラで撮った写真をテクスチャで貼りつけたり加工したりして仕上げています。


漫画アプリ「マンガボックス」で連載中の『零 影巫女』原作:天樹征丸 漫画:hakus 原案:コーエーテクモゲームス(講談社)の6巻カバーイラスト。背中合わせに座る、沙羅と河音。黒い空を舞う鮮やかな花が意味深。© Seimaru Amagi/hakus/KOEI TECMO GAMES CO., LTD. 2016


──仕事面や絵を描く環境で変化しことも伺いたいです。絵のタッチだけでなく、人物描写の変化についても伺いたいです。
Pixivにございます最初期の頃の、無気力そうな女の子や不思議な雰囲気の子たちも印象深いのですが、
徐々に人物の表情が細かく繊細になり、奥に秘めているものがぐっと強く伝わる作品になってきていると感じます。
それは、漫画を描かれるようになったことが、あるでしょうか?
人物描写に関して、イラストを描くときに意識が変わられた点を、お聞きしたいです。

hakus 絵柄の意識については、コンテストに投稿した当時と現在ではそれなりに変わりました。

初期頃の人物作りは、ゲーム、アニメや漫画の2次元キャラクターを描きたいという気持ちが強かったです。
現在もそこは生きているのですが、3次元の人間らしさをキャラの中に持たせたい、
という気持ちが
人物に含まれるようになりました。
 

具体的に意識が変わったきっかけとしては、漫画の連載が大きかったですね。
僕の持論で、イラストを綺麗に見せるためには人物に感情を見せない、
それこそ人形のようにしたほうが綺麗に絵が収まるんじゃないかという考えがあります。
これは今もそこまで考えとして変わってないのですが
漫画は、これとは全く逆の考えで、人物に感情をどこまで見せれるか、
演技させる事が漫画の面白さを作る大事な部分なのでは…と考えています。
その感情、演技を深くさせるためにはどうすれば…と模索していく中で
絵柄はどんどん細かくなってしまいました(笑)。

その漫画で得た表現、考えがイラストにも反映されていって、
今のイラストがあるのではないかなーと思います。


 ──なるほど。イラストと漫画で見せたいところが違うようになったのですね。
次に、描いていて好きなモチーフについて教えてください。
キャラクターや世界観、小物、動物など、描いていて楽しいモチーフ、人体のパーツを知りたいです。

hakus 人物が好きです。だいたい好きなのですが、
特に好きなのは頭部?でしょうか。
髪や瞳、唇など、輪郭線を整えている時は時間を忘れてしまいます。
あとは、服のシワを描いているときも、とても楽しいですね。


hakusさんがキャラクターデザインをつとめた『真 流行り神』シリーズより、『真 流行り神2』のメインビジュアルを掲載。凛々しい表情の主人公・北條紗希と周囲に漂う不穏な気配にゾクゾクする。© 2016 Nippon Ichi Software, Inc.


──1枚の作品はどのくらいの時間で制作されていますでしょうか?

hakus だいたい20時間前後です。

装飾が細かくなったり、人物が増えたりすると、もう数時間程度増えたりすると思います。


──最後に、これから描いてみたい絵の題材やモチーフ、またはお仕事や活動で取り組んでみたいことを教えてください。

hakus お仕事で、現代物の絵を描く機会が多くなったのですが、
もともとは衣装を考えたり世界観を空想するのが好きなので、

ファンタジー系のお仕事がもっとできるようにがんばりたいです。
また、同人活動も再開させたいですね。
今までは本だけでしたが、日常でも使えそうなグッズ等、
自分のイラストを身近に置いてもらえるような展開を考えていきたいなーと思っています。

 

──お話くださりありがとうございます。ご活躍も楽しみにしております!


hakus

イラストレーター、漫画家。
漫画はマンガボックスにて、『零 影巫女』原作:天樹征丸 原案:コーエーテクモゲームス 漫画:hakus を連載中。既刊6巻。http://www.mangabox.me/reader/197/
主な代表作に『伏 少女とケモノの烈花譚』原作:桜庭一樹 著『伏 贋作・里見八犬伝』(文春文庫刊) 作画:hakus 脚色構成:続真琴(全4巻/ビックガンガン 刊)がある。イラスト関連の仕事では、ゲーム『真 流行り神』シリーズ(日本一ソフトウェア)のキャラクターデザインを担当。その他、装画やソーシャルゲームのイラストなどをてがけている。


HP:http://cult.jp/sin1103/
Twitter:@m_hakus

作業環境
PC(OS):Windows10
描画ソフト:SAI、Photoshop CS5
ペンタブレット:Cintiq 27QHD
©hakus

hakus-4

 

イラスト投稿

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    第13回 ペンタブレットdeアート投稿コンテスト

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    概要

    第13回「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」受付が6月15日よりスタートします! 締切は9月8日(日)送信分まで!応募専用フォームから投稿しよう!

    募集内容

    ペンタブレットメーカー(株)ワコムと共催で行われる年に1度のイラストコンテスト。第12回は1014点という大変多くの作品が届きました。そのコンテストが、今年も開催されます! 13回目の応募条件は作品の工程の中でワコム製ペンタブレットを使用していること」「A4サイズで送ることのみ。応募作品はひとり2点まで、オリジナル作品であればジャンルや技法は問わず、誰でも参加できます。他コンテストに未応募であれば、個人のHPやSNS等で発表済みの作品でもOKです。一次審査を通過した約500作品を全国8会場にて展示いたします。また、コンテストで入選すると「季刊エス」へ作品が掲載されます。優秀賞受賞者には、各賞品の他にメイキングの依頼や公開講座へご登場いただくなど、季刊エス・スモールエス編集部とワコムで作家活動をバックアップしていきます。

    締切

    2019/9/8 23:59まで

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