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ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・インタビュー【白谷ゆう(うぐいす 改め)】

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ペンタブレットdeアート投稿コンテスト・歴代グランプリ受賞者インタビュー

白谷ゆう(うぐいす 改め)さんは11回目のコンテストでグランプリを受賞されました。
受賞作品は、少女と青い鳥を描いた美しく幻想的なイラスト。淡くやわらかな光の表現も印象的です。
アナログでもイラストを描く白谷さんに、アナログとデジタル画材の違いや使い分け、便利なところなどを伺いました!

 

白谷ゆう インタビュー


白谷ゆう(うぐいす 改め)グランプリ作品 
──ペンタブコンテストへお送りいただいた作品について。お送りいただいた作品のお気に入りポイントを教えてください!
白谷 アナログイラストでは表現が難しかった、輝くような星や足元の万華鏡を思うように描くことができました。
オーガンジーのドレスの透け感とレース模様もお気に入りポイントです。

──コンテストへお送りいただいた作品はデジタル作品ですが、白谷さんはアナログでも描かれますよね。
アナログの描画でもデジタルを使う工程はありますか?
また、アナログとデジタル、画材をどのような場面で使い分けているのでしょうか。

白谷 最近はアナログ作品にも、デジタルの技術を取り入れています。
シャープペンシルで描いた線画をPCに取り込んで修正をして色を付け、プリントアウトしたものに着彩をしています。
この方法だと、シャープペンシルの柔らかな線がそのまま活かせるのと、部分によって色を自由に変えられるのでとても便利です。
また、使い分けている場面ですが、展示などで原画を見て貰える場であればアナログ、
WEB上に掲載のものはデジタルで描くようにしています。あとはそのときの気分でしょうか。


白谷ゆう(うぐいす 改め)作品

『青少年と足違えの人魚』(著者:針野羊/WebマガジンCobalt掲載 第188回短編小説新人賞・入選作)の扉絵より。
白い肌に紅いネイルが美しい。波の柄の美しい着物からチラリと見える人魚の尾ひれや蜘蛛の巣、ホオズキや彼岸花など妖しさやほの暗さのあるモチーフも印象的。

白谷ゆう(うぐいす 改め)作品

白谷さんが扉絵を担当した『真珠姫の再婚』(著:高山ちあき/WebマガジンCobalt掲載)は、優美なビジュアル。
幾重にも重なる薔薇や真珠、繊細なレースをあしらったドレスなど、うっとりとするモチーフが散りばめられたロマンチックなイラストだ。
主線を無くしたり主線の色を変えるなど、デジタルの効果も取り入れられている。

――表情やポーズなどもとても女性らしいと感じるのですが、女性を描くときに一番気をつけているポイントをお聞きしたいです。

白谷 ありがとうございます! 女性らしくみせるために、手元のしぐさは特に気をつけています。
どうすればより魅力的になるのかファッション誌や写真集などを見て、いつも研究しています。

――普段から意識されているから、感じられるのですね。づついて、描いていて好きなモチーフについても伺いたいです。

白谷 好きなモチーフは植物です。画面を華やかにすることはもちろん、季節感やキャラクターの心情を表すことが出来たり…。
万能ですね。大好きです。


白谷ゆう(うぐいす 改め)作品

白谷さんのデジタル作品より「花売りの少女」。衣装の色々なところにお花があしらわれた華やかな作品。
民族衣装を元にアレンジしたとのこと。やわらかい女の子の色調とカラフルなお花の組み合わせが可愛い。

──デジタル作品は、1枚どのくらいの時間で制作されますか? 作品で変わると思いますので、グランプリ受賞作品について教えてください。

白谷 今回のイラストですと、合計で大体3日程です。
といっても、期間的には2週間ほどで毎日少しずつ進めていくようにしていました。
なかでも、イラストの構成を考える工程に一番時間がかかります。


──最後に、これからデジタルで描いてみたい絵の題材やモチーフ、お仕事や活動で取り組んでみたいことを教えてください。

白谷 デジタルイラストを描くようになってからは宝石などキラキラしたものを描くのが楽しいですね。
鮮やかで美しいものを表現できるようになりたいなと思います。
もちろん、アナログでもです。どちらも使いながら、描けるものの幅をもっと広げていきたいです。
また、今後も書籍関係のお仕事に携わりたいです。
他にも、イベントや展示などにも積極的に参加したいと考えています。


──アナログ、デジタルともに、新しい表現方法や作画を研究されていることが印象的でした。今後の作品もとても楽しみです。本日はお話くださりありがとうございました。


白谷ゆう

PixivやTwitter、ホームページ等で作品を発表中

【仕事履歴】
SS(スモールエス)
SS37号・SS43号(昭野スズカさんと合作)表紙描きおろし
SS34号・SS50号にてイラストメイキング
SS40号~43号「イメージ背景の描き方」講座連載
SS52号 特別付録カレンダー(3・4月)イラスト描きおろし 他、対談の収録など

SSイラストメイキングブック コピックVol.1 収録
SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.1 収録

・集英社コバルト文庫「湖城の魔王と異界の少女」(著者:東堂燦)装画、挿絵担当
・WebマガジンCobalt掲載 第188回短編小説新人賞 入選作「青少年と足違えの人魚」(著者:針野羊)扉絵担当
・WebマガジンCobalt掲載 「真珠姫の再婚」(著者:高山ちあき)扉絵担当

【展示履歴】
第5回魅惑の女性画展(2018.04)


HP:http://uguisuiro0216.tumblr.com/
Pixiv:id=3999122
Twitter:@dekitani

作業環境
PC(OS):Windows10
描画ソフト:SAI、Photoshop CS6
ペンタブレット:Cintiq 27QHD touch
©白谷ゆう

白谷ゆう(うぐいす 改め)作品 白谷さんのデジタル作品より「想いをふくらませて」。夏を感じるさわやかな水色やオレンジ色が目に飛び込んでくる。
紙風船をふくらませる姿が愛らしく、やわらかいデフォルメの金魚もキュート。にじみのタッチを塗りに入れることで、アナログのような質感も感じられる。

イラスト投稿

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    第12回 ペンタブレットdeアート投稿コンテスト

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    概要

    第12回「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」受付スタート! 締切は9月9日!応募専用フォームから投稿しよう!

    募集内容

    ペンタブレットメーカー(株)ワコムと共催で行われる年に1度のイラストコンテスト。第11回は977点という大変多くの作品が届きました。そのコンテストが、今年も開催されます! 12回目も応募条件は作品の工程の中でペンタブレットを使用していること」「A4サイズで送ることのみ。応募作品はひとり2点まで、オリジナル作品であればジャンルや技法は問わず、誰でも参加できます。他コンテストに未応募であれば、個人のHPやpixiv等で発表済みの作品でもOKです。コンテストで入選すると「季刊エス」へ作品が掲載されます。優秀賞受賞者には、各賞品の他にメイキングの依頼や公開講座へご登場いただくなど、季刊エス・スモールエス編集部とワコムで作家活動をバックアップしていきます。

    締切

    2018/9/9 23:59まで

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