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映画『榎田貿易堂』撮影現場レポート 飯塚健×伊藤沙莉 インタビュー

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映画『榎田貿易堂』
伊香保温泉にほど近い群馬県の渋川市を舞台とした、飯塚健の脚本・監督による長編映画。同市の出身である俳優の渋川清彦と飯塚健監督がタッグを組む形で制作された。ゴミ以外は何でも扱う「よろず屋」的なお店を渋川市で開いている榎田洋二郎(渋川清彦)と、彼のもとで働く従業員、近隣の住民たちの日常を追いながら、人間関係とそれぞれの人生を描く物語。なにごともなく、普通に日々を過ごしているように見える彼らにも、やはり心にくすぶりが潜み、前に進めないものかと思い悩んでいる…。何気ない会話の端々から、ふっと本音が浮き上がるような、じんわりと沁みる心模様が胸を打つ。
●監督・脚本:編集 飯塚健
●キャスト:渋川清彦、森岡龍、伊藤沙莉、片岡礼子、滝藤賢一、根岸季衣、余貴美子ほか

全国順次公開! 最新情報は公式サイトをご覧ください。
https://enokida-bouekido.com/

※下記は、2016年8月24日収録/季刊エス56号(2016年12月15日発売号)より流用して掲載しています。

飯塚健監督の新作映画『榎田貿易堂』がつい先頃、完成を迎えた。現在は公開待機中だが、「季刊エス」編集部は、本作の撮影現場にお邪魔して、現場を見学させていただいた。この作品は、弊誌54号で取材した「全員、片想い」『MY NICKNAME is BUTATCHI』の女優・伊藤沙莉も出演しており、監督の飯塚健とともに、撮影の合間で二人にインタビューを敢行。『榎田貿易堂』を撮影しながら、どんなことを感じたのかを伺い、現場リポートとしてお届けする。
 

映画『榎田貿易堂』撮影現場レポート 飯塚健×伊藤沙莉 インタビュー

——今日は映画『榎田貿易堂』の撮影現場にお邪魔しています。監督の飯塚健さんと、「真木千秋」役の伊藤沙莉さんは、以前、映画「全員、片想い」の一編である『MY NICKNAME is BUTATCHI』の公開時に取材させていただきました。今回は撮影の合間にお話を伺うので、次のシーン準備などで飯塚さんは退席されるタイミングもあるでしょうけど、どうぞよろしくお願いします。先ほどからロケ地を見学させてもらいましたが、『榎田貿易堂』の舞台である群馬県渋川市は面白いところですね。珍宝館とかラブホテルもあって。温泉地が近いからでしょうか。
飯塚 かも知れませんね。映画に出てくる珍宝館的な場所って、箱根や熱海なんかにもありますもんね。秘宝館的な名前で。実際行ったことがある所だと、「あぶない少年少女博物館」というのもありました。それで、今回「季刊エス」さんに取り上げていただけたらありがたいな、と思ったのは、実はある意味、沙莉が出演するきっかけになったからなんです。以前はじめて対談取材をしていただいて、あの日は沙莉の誕生日が近かったじゃないですか。で、その時すでに『榎田貿易堂』の準備を進めてはいたんですけど、まだ役は細かく決めてなくて。それで取材後、ご飯に行った時に、「やる?」みたいな話になったんですよね。「二八歳の主婦の役だけど」と。そしたら「絶対やりたい」と即答をくれたので、じゃあやろうかと。あの時、取材の最後に『貿易堂』の話をしていなかったら、違う配役だったかも知れませんね。
伊藤 まさに、あの取材の帰りでしたもんね。
——それは良かったです! 私たちも続けてお二人の取材が出来て嬉しいです。沙莉さんは、舞台となる渋川市を見ていかがですか?
伊藤 いや、最高でした! 面白いと感じましたね。飯塚さんの台本に出てくる場所も、ロケハンの写真とかを送っていただくんですけど、「よく見つけるなー!」みたいなところばかりでした。さすがだなー! って感じですっごく面白くて。
——メインの場所である榎田貿易堂の店内は、元のお店からあまりいじっていないと聞きました。
飯塚 多少はもちろん用意したものを入れたりはしていますけど、ベースが凄いですからね。パッと見、「すげえ飾ったな」って見えると思います。「ものすごく美術費がかかっているんじゃないの?」と(笑)。
——本当ですね。得体の知れないものがごっそりあります。あそこでバイトしているのはどんな感じなんでしょうね。
伊藤 店にあるものを全部把握しているのかな? と思いますね。見ていて飽きないですけど。今回ははじめてだらけなので、毎日楽しいです。

メインの舞台となる「榎田貿易堂」の外観。一軒家のようなつくりだが、もともと骨董や美術品を扱う「水沢歴史博物館」という場所。

お店の内部。店はとても広く、奥の方までびっしりといろんなものが並んでいる。小さな古い車や柱時計など、所狭しと陳列されている。何が飛び出すのかわからないビックリ箱的な空間だ。企業の看板キャラや珊瑚、おもちゃなどもあり、この過剰なムードがただならぬインパクトを与える。

——脚本を読んだ印象はどうでしたか?
伊藤 なんだろう…私が飯塚さんのことを語るなんて図々しいですけど、いつもの感じとはまた少し違うな、と思いました。会話劇は「飯塚節」と呼ばれているものがやっぱりあるし、「安定の面白さ」で最高なんですけど、なんていうんだろうな…あんまり「深い」とかは言いたくないけど…。う〜ん、「深い」って浅いですよね。
飯塚 「奥深い」でどう(笑)?
伊藤 そう! それかな(笑)。奥深い!「人間がいるな」って思うんですよね。人間がそこにちゃんと生きている。脚本を読ませていただいた時にそう思ったし、演じてみると、それぞれに抱えているものも見えてきたんです。「それでも一生懸命に生きている」というのが、重くなくテンポ良く進みつつも、しっかり表現されていて…。やっぱり好きだな、と思いました。
飯塚 本当は何も抱えていない人間なんて、世の中に誰もいないと思うんです。それを「はい、抱えていますよ」みたいな描き方が多いとも思うんですね。それだと、「みんなそうだけど?」「当たり前じゃん」という反応で終わってしまうかもしれない。例えば出会って間もない人と呑んでいて、「あ、この人は面白いかも?」と思うのは、ちょこっと出た言葉だったり、ものの捉え方だったりする。言語センスと言いますか。沙莉の普段がまさにセンスなんですけど。それでその人の、実は大体のことは分かるというか。
——会話のやりとりの中で感じることがありますよね。今回の飯塚さんの脚本も面白かったのですが、演じる人たちが大事だな、と思いました。台本に描かれた人間を生かしてくれる演者さんじゃないと! って。
飯塚 さじ加減がいつもより難しいです。刺さり方が違う、という意味で。何を言うにしても、そういう状況で生きている人には刺さるし、そうじゃない人には軽いものになる。その差は常にありますよね。
——沙莉さんは、今回演じる千秋をどんな風に感じたのでしょう?
伊藤 実際の私より6歳上なんです。私が経験していない6年間の中にある重みってやっぱりありますよね。それを出し切れなくて「選択ミス?」と思われたら嫌だなぁとか。でも、何を勉強するという感じでもないから、いつも以上に難しかったです。
——主婦であっても、家事をするような「いかにも主婦」というシーンがあまりないですよね。
伊藤 そうなんです。だから洗い物をしている時の「こなれ感」とか。脚本を読んでいると面白いし、自分でもいろいろ浮かぶんですけど、現場に立って飯塚さんに動きをつけていただいた時に分かることもあります。改めて「そうだよな…」と思うことが毎日毎日あって面白いです。
飯塚 冒頭のシーンを見てもらったら、「なるほどな」と思ってもらえるものが撮れていると思います。
——主婦をして長いから、男性と一緒にいても、ナチュラルな感じだったり…。
飯塚 「女性としては見られてないんだろうな」という感じですね。とはいえ、「この店はこの子がいないと回らないよ」という風に見える。バイトなのに、いろんなことをやらされて、「仕事を完全に把握しているのはもうこの子だけ」みたいな。辞められたら超困る存在(笑)。
——男性陣は頼りないムードですね。
飯塚 千秋だけが社会に適応している。この店に集まる人が不思議なコミューンに見えれば良いな、と思っています。
——なんでこんな人たちが集まったんだろう? みたいな(笑)。
飯塚 ですです。常に心がけている要素の一つですね。「この世界に入りたいな」「仲間になりたいな」と思ってもらえるようなもの。

「榎田貿易堂」の看板が落ちて、それを直すシーン。脚立に乗っているのは滝藤賢一。

——同質な人だけの集団ではなくて、異種なものが平気で混ざれる感じですね。
飯塚 『REPLAY』だったら、「あのシェアハウスに住みたい」とか「ああいう友だちがいたら良いな」とか。『ランドリー』(飯塚健監督作品の『神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎』)だったら、「あそこでバイトしたいな」とか。『貿易堂』も、すでにきーさん(渋川清彦)と龍(森岡龍)が「ここ、良いよ」「働きたいです」なんて言ってくれて。それで、僕が描くそういう世界の真ん中にいる人間って、大抵ダメな奴なんですよ(笑)。
伊藤 確かにー(笑)。
飯塚 そこに希望があると思っているので。完璧な人には興味がない。完璧な人を描いても映画にはならないんですよね。
——ダメだから良いというか…。沙莉さんは、榎田貿易堂のどういうところに居心地の良さを感じますか?
伊藤 なんですかねえ。でも、「千秋になりたいな、千秋でいたいな」とは思いますね。正直、やっていてすごく心地良い。ポジションもそうだし、楽しいし。なにかで「あ!」と思えば突っ込むし、自分も楽しかったらノッていくし。それも「ここならでは」の感じなんだろうな、と。千秋もなんだかんだ言って、みんなのことが大好きですよね。私自身も、どんどん好きになっていく。いろいろリンクして、愛…じゃないですけど、そういうものが生まれていく感じは楽しいですね。
——思いやりはあるけど、変な距離を作るような気の遣い方はしていない。
伊藤 そうなんですよ。やさしいばかりが気遣いじゃない。そんな感じで、察するようなことが含まれていますよね。分かったからといって、「分かった」とは言わない、とか。感じつつも違うことをやったりする。そこが「人間だなあ」と思う。
飯塚 それが「さじ加減」かもしれないですね。
——良いですね。そして皆、ゆるやかに人生の岐路に差し掛かっている人たちですね。何かを辞めようとしていたり。
飯塚 「将来どうしよう?」という不安って、10代の特権かな、と昔は思っていたけど、実際は30歳を越えたくらいからの方がどんどん増える。中高生の時の比じゃねえな、と。「将来どうしようか」というのは、何かを天秤にかけること。今の仕事には満足していなくても、天秤には「家族」が乗っている。それは「親」かもしれないし、「介護」かもしれない。その中で、「だからといって、将来ずっとこのままで良いのか?」という自問は、歳をとればとるほど増える。今回の作品は、それを描きたいと思うんですよね。40歳、50歳で普通に働いてらっしゃる人が自分の人生に満足しているかというと、 そうじゃない方が多い気がしていて。どこまで行っても、みんな、将来を考えながら生きている。
——千秋もそうですよね。解決したように見えても解決していないことがあったり…。
伊藤 セリフでもありますけど、「芋づる式が問題」というか。一個解決しても、また出てくる。でもそれは結構好きです。問題を解決しても新しい問題が出てきて、辞めても新しいことをまたはじめる…。どんどんつながっていくところが良いな、と思います。今回の作品では、この人たちの過去も未来も見ていたい気がしますね。

『榎田貿易堂』のスタッフたちがじゃんけんをしているシーン。弁当を買いに行く人を決めている。

——そうですね。キャラクターが生きている感じがあるから、それを感じますね。それでは、共演した皆さんの印象や配役についてもっと聞かせてください。あ、飯塚さんはそろそろ次のシーン撮影の準備ですか?
飯塚 そうなんです。申し訳ないですけど、僕は退席します。後は色々、沙莉とお話ください! よろしくお願いします!
——了解です。では沙莉さんに共演者の方々の印象をお聞きします。演じていていかがですか?
伊藤 いやもう、みんな素敵です! 好きな人だらけです。お芝居を褒めることすら失礼というか。みんなそれぞれ、すごく味のある方で。「この人じゃなきゃ!」というラインナップだと思いました。
─主演の「洋二郎」役の渋川清彦さんは、本当にこういう人なのでは、というハマリ具合でした。
伊藤 そうですね。今日、小道具でトマトが置いてあったんですけど、それを裏で見ていて、渋川さんが「ケツみてえ」と(笑)。それがもう本当に洋二郎で! 「今のすごく面白かったですね」とか言っている私たちも、「千秋」みたいな役の感じが出ていて。「今、すごく本編!」みたいな時があるんですよ。「あれ? これどっちだろう?」みたいな。
——面白いですね。そして沙莉さんの初めての主婦役は良かったです。作品の中では自然に見えるけど、いつもの沙莉さんとは違う役柄だから面白い。
伊藤 『BUTATCHI』の時も、「新しい私を」という風に考えてくださったんですけど、今回は「新しい私」にプラスして「成長」というか…。飯塚さんの作品の中で、はじめて制服を着ていないんですよ。私、デビューは35歳くらいの役でしたけど、あれはコナン的な設定だったので特別だとして、等身大の自分より年上というのははじめてなんです(※伊藤沙莉は9歳のとき、テレビドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』で身体が若返った研究者を演じた)。だから初社会人! というか。社会人といって良いのか分からないけど、こういう役が出来るのはありがたいですね。動きとかも、千秋は「女の子」じゃなくて「女性」。今日も、おまんじゅうを投げようとして、それは食べて代わりに石を投げるシーンがあったんですが、動きがコミカルになっていたんですよ。飯塚さんに「沙莉が出ているよ」と言われて。「あ、そうか。女性なんだから、こんなことはやらないよな」と。「でも、怒っているんだから、綺麗なフォームじゃないよな」とか、もう現場で追及していく。家でも研究しますけど、現場で更に! というのは楽しいです。
——男の人に突っ込んだりするキャラクター性はこれまでと共通しているところがありますけど、年齢や主婦ならではの悩みを持つ点など、違うところは多いですよね。でも見ていて、すごく千秋にハマッている感じがしました。
伊藤 すごく嬉しいです。清春としゃべっているところとかで、見ている人に「え、これ年上?」と思われないようにしないとな、と思います。やっぱりこの童顔に持っていかれるので。みんなに母性みたいなものがあるように見せたいな、と思います。ちょっと子供の部分があったりする男の人に対して、28歳とかになったら察している部分もあると思いますので。

上)行きつけの飲み屋で会話するシーン。渋川清彦と森岡龍が話している。
下)会話の調子について、飯塚監督が役者陣と打ち合わせするところ。言い方などは細かく決め込んでいた。


——なるほど。今日の衣装はどう感じましたか? もっと生活感のある主婦の服装もありますけど、とても綺麗ですね。
伊藤 だから私は千秋に女性を感じるんです。諦め切れないからこその悩みだし。女性でありたいし、女性として見て欲しい人がいる。でも、そうやって見てもらう先にあるものは、自分が思っていた先とは違ったりする…。そういうところは千秋がずっと絡まってしまっている部分だと思います。だるんだるんの服装だったら、「そりゃあ抱かれなくて当然でしょう」となるけど、「こんなに考えているのに振り向いてもらえない」というのは哀しさだったりしますよね。
——きちんと、綺麗めのファッションをしているのに。
伊藤 いつもハイヒール。そういうところで「女性」を見せられたら良いな、と思います。
——そういった衣装面も、これまでとは違う感じですね。
伊藤 そうですね。私は結構小さいから、ショート丈が多いし、なにせ制服が多かった。でも、なんだか分からないけど今回は気分が落ち着いたりするんです。服や髪型、メイクとかを含めて「千秋にしてくれているな」と感じます。多方面から愛を感じる現場ですね。それに、今回の台本はやさしい感じがします。すごく柔らかいな、と思うんですよ、流れとかも。いつもの飯塚さんならアップテンポが多くて、カンカンカンカンカン! といく感じじゃないですか。でも、今回はゆっくり間を取っていたりします。「意味不明な間とかあるでしょ、普通に?」と仰ってました。だから、みんな自然体でいられるんじゃないかと思います。
——良いですね。飯塚さんは映画になると、そういう感じがありますよね。さて、この『榎田貿易堂』の公開はまだ先だと思いますが、沙莉さんは『獣道』という作品も控えていますね。最後に少し、この先の沙莉さんの出演作品について聞かせてください。
伊藤 『獣道』は凄かったですね。森に埋まっていますからね。来年はいろいろあって面白いな、と思います。川口春奈ちゃんが主演の『一週間フレンズ。』にも出ていますが、それはまた学生で、『獣道』は結構ハード。いろんな面を見せられたら良いな、と思います。一方はAV女優ですからね。ハチャメチャです。
——そして、飯塚監督の作品といえば、『ハンマー48 億のブルース』も映画祭でお披露目されましたね。(※6人の監督による、短編オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の中の一編)
伊藤 やっとです! あれは『REPLAY』より先に撮っているので。二年前とかになります。
——演じるキャラクターは『REPLAY』と同じなんでしたっけ?
伊藤 同じです。愛川湊役です。こちらもぜひ見てください。
——『ハンマー』も含めて、これから公開の沙莉さんの出演作品、楽しみにしています。本日は撮影現場での取材ありがとうございました!

上)撮影されている画面をモニターで眺める飯塚監督。ここでいろいろチェックする。
下)舞台となった店は、群馬名物のおっきりこみという、煮込みうどんのような郷土料理を出している。休憩時にスタッフがいただいたおっきりこみ。


伊藤沙莉(いとう・さいり)
9歳の時に「14か月~妻が子供に還っていく~」(03:NTV)でデビュー。以降、定評ある演技で注目を集め、現在は若手女優として映像作品に多数出演。主な作品に「GTO」(14:CX)、「REPLAY&DESTROY」(15:TBS)、「TRANSIT GIRLS」(15:CX)、「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」(16:TX)、『THE LAST COP/ラストコップ』(16:NTV)、近作に『いつまでも白い羽根』(18:CX)、2018年7月から放送される『この世界の片隅に』(18:TBS)がある。映画出演作には「兎のダンス」(07)、「悪の教典」(12)、「全員、片想い」の一編『MY NICKNAME is BUTATCHI』(16)、『獣道』(17)、「ブルーハーツが聴こえる」の一編『ハンマー48 億のブルース』(17)、『パンとバスと2度目の初恋』(18)など。


飯塚健(いいづか・けん)
1979年生まれ。映画監督。脚本家。代表作に『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズ、『大人ドロップ』、『笑う招き猫』、『REPLAY&DESTROY』などがある。『榎田貿易堂』が6月から全国で公開中。『虹色デイズ』は7月6日(金)全国公開予定。近著として絵本作品に『さよならズック』(作・飯塚健 絵・尾崎智美/弊社刊)がある。

企画:Breath 制作プロダクション:ダブ  配給宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
(C)2017映画「榎田貿易堂」製作委員会


飯塚健監督のサイン会が開催されます!

初の絵本作品『さよならズック』サイン会/inイセタンイラストメッセ2018
会期
1回目/7月23日(月)14時~
2回目/7月29日(日)11時~
定員:各日50名様
会場:伊勢丹新宿店 本館5階=パーソナルルーム/プロモーション

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